オーダーメイドから始まったKELENのジュエリー作り。
感動する映画は何度も映画館に足を運びたくなり、
つまらない映画はたった2時間なのに最後まで見てもらえない。
ジュエリーだって高価な素材を使っているだけで気分が上がらないものもある。
2009年にKELENを立ち上げた時に掲げたこのスローガンには、皆さんにジュエリーを通してお届けしたいコト・モノの全てが込められています。
1992年、KELENを立ち上げるより前に個人でジュエリーを作り始めてから今日まで、
正確に数えてはいないけれど、2000個は作ってきました。
正直に言って、
その中には面白い映画もあればつまらない映画もありました。
つまらない映画のほとんどは、
せっかく作ったのに石を外し、貴金属は溶かしてインゴットに戻し、それぞれ別の面白い映画を作るための材料として消えていきました。
その経験から
冒頭のスローガンを思いついたのです。
エンターテイメントを名乗るからには楽しんでもらえるブランドでなくてはいけません。
私たちの創るジュエリーの価値を知っていただくために、そのことについて少し詳しく書きたいと思います。