ジュエリーリフォームの完成画像。モダンでシンプルなリングになりました。

形見のアメジストリングとシルバーリングをリフォームする/オーダーメイドジュエリー制作事例

ジュエリーリフォームのご依頼で多いテーマの一つが、

『形見分けで頂いたジュエリーを好みのデザインにリフォームして欲しい』

というものです。

お客様にとって、お亡くなりになったご家族への想いや歴史のある大切なジュエリーですから、長い時間の中でそのジュエリーが宿したエネルギーを大切にして、良い形で受け継がれるジュエリーを作ろうと思って毎回仕事をしています。

今回はそんな大切なジュエリーリフォーム事例のご紹介です。

【ご依頼内容】

今回のジュエリーリフォームは、形見分けで譲り受けた2本のリングからはじまります。

アメジストのリングと、シルバーにダイヤの付いたリングの2本から石を外して、シンプルなリングにしたいとご依頼頂きました。お預かりしたリングは下記の2点です。

大きなアメジストのついた18金リング。クラシックなデザイン

シルバー925のリング。メレダイヤモンドが付いています。ティファニーのもの。

クラシカルなデザインのアメシストリングと

ティファニーのメレダイヤの入ったシルバーリングです。

これを目視確認する中で、おそらくアメシストのリングはご祖母様のお気に入りだったのではと思いました。

なぜなら、

石の裏側全体にかなりの汚れが付着していた事と、

指に入るリングの部分が真円でなく歪んでおり、

細いところが若干ヒビが入っていたからです。

長年着用していないと、ここまで金属部分が疲労しませんし、汚れもこれほど着くことはありません。

ですから、きっとしばしば身に付けていらっしゃったのだろうと想像しました。

【デザインする】

 

 

なんとなく、ご祖母様が大切に使われてきたアメジストのリングに、いつの間にか宿った温かい氣の様なものを感じました。

それをリフォームしても損なわないようにリフォームしなくては。

そう感じました。

ご依頼者様がご祖母様との想い出話しをする中で印象的だったのは、

オードリー・ヘップバーンの映画をよく視ていたというエピソードです。

シャレード、

ローマの休日、

ティファニーで朝食を、、、

オードリーが大好きだっだそうです。

このエピソードにピン!と来たので

オードリーをテーマにデザインする事をご提案しました。

 

シンプルでエレガントで

このアメシストが引立つデザインを考え

行き着いたのは“ティファニーで朝食を”の中で着ていたブラックドレス。

あのバックスタイルの美しさをリングにしようと思いました。

それと、

デザインする時に忘れてはいけないのは

身に付ける方に似合う事です。

ご依頼者様の印象を美しく引き立てるジュエリーをデザインします。

 

そして決定したのがこのデザインです。

アメジストリングのデザイン画。“ティファニーで朝食を”のオードリーがイメージです。

曲線で一体化したアメジストを支える石座と爪。

シンプルでエレガントなデザインにしました。

【制作する】

デザインが決まって、いよいよ制作です。

石を外してクリーニング。

綺麗になった石は一段と深く輝きを増しました。

外したアメジストをクリーニング。汚れが綺麗に取れて色がみちがえました。

ここで、一つ氣が付いたのは

光源によってアメジストの色合いが若干変化する事です。

自然光と蛍光灯の違いに反応して赤みの強い紫と青みの強い紫に変化していました。

さて、

クリーニングして綺麗になった石に合う石座を作る事からジュエリー制作の仕事は始まります。

スキ無く綺麗に石が座る石座を作り、それに合わせてリングの腕を作ります。

その後、研磨、石留めと進んで完成です。

完成のその時は、とても嬉しい瞬間です。

何度経験しても、この達成感はいいものです。

【完成後お渡し】 

リングが完成したので、いよいよお渡しです。

ご覧になった時どんな反応が帰ってくるのか毎回ドキドキなのですが、

ご依頼者様の最初の感想は

想像されていたものより立派なリングだった様で

びっくり(?)なさっていました。

着用して頂いた所、

ご依頼者様の雰囲気にとてもよく似合っていらっしゃいました。

アメジストのリングを指にはめたところ。とっても似合っています。

ご祖母様も喜んで下さるでしょうか?

 

素敵な仕事をさせて頂いてありがとうございました。

末永くご愛用下さいませ。

 

大切なリングをリフォームさせて頂きましてありがとうございました。

 

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この記事は2014年12月8日にURL:kelen.co.jp/blog/56に執筆したものを修正加筆し、こちらのECサイト開設に伴い引っ越ししたものです。

文章、画像はKELENのオリジナルです。

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